現学園長の前田卓郎氏が理事長に

希学園は、2009年6月16日をもって新しい指導体制に移行しました。
 
新しい人事は現学園長の前田卓郎氏が希学園学園長から理事長に就任し、後任の学園長には、現教学部長で33歳の黒田耕平氏が就任します。現希学園副学園長の入江一郎氏は、引き続き副学園長にとどまります。
 
前田卓郎新理事長と黒田耕平新学園長
nozomi.gif写真は希学園HPより
 
前田卓郎新理事長は今回の人事について、HPで以下のように述べておられます。


さて、これから先の10年、20年を考えたときに若いエネルギッシュな力をもってみなさまをご指導申しあげる強力なパワーをもった後任者をここに紹介させていただきたいと思います。
 
今から20数年前の教え子で、希学園において大学在学中から算数科講師として難関中学の受験指導を牽引してまいりました黒田耕平教学部長(33才)であります。彼の講師としての力量は周知の事実ではありますが、学園長としての力は未知数であります。
 
しかし、彼には未来に向かって突き進んでいくことのできる強力なパワーがあります。みなさまからの叱咤激励をさらなるエネルギーと化して崇高なレベルに押し上げる一助として信頼にたりうる新学園長と確信しています。


前田卓郎新理事長は1947年生まれですから、現在62歳。
 
年齢から次代への希学園の継承を考えても不思議のない年齢となりました。近年、塾業界は塾を創業し、一定の大きさにまでした創業者が次代に譲らず、大手塾の傘下になって生き残りを図る事例が多く見られます。
 
(株)MERICは2009年6月に学習塾の継承にスポットを当てたセミナーを東京国際フォーラムで最近行いました。テーマは「学習塾継承秘話」。
 
このセミナーでは、実際に学習塾を大手塾に譲渡した前社長が登場しました。
福島県 東日本学院 → 譲渡先:秀英予備校
大阪府 佑学社 → 譲渡先:ウィザス
兵庫県 ホットライン → 譲渡先:学研
愛媛県 進級スクール → 譲渡先:ナガセ
 
創業者が現在の塾を維持しつつ、後継者を育て、かつ大手塾と対抗できる塾に脱皮させるのは容易ではありません。自然な流れとして、大手塾の傘下に入るのが流れとなる。

今回の希学園の若い世代へのバトンタッチは、希学園がどこかの傘下に入ることなく、一本独鈷でやっていくんだという意思表明でもあるのでしょう。
 
前田新理事長は、挨拶で今後は


理事長としてまた算数科の一講師として塾生のみなさまの教科指導、教育相談などに、黒田新学園長、入江副学園長および多数のスタッフとともにさらに邁進する所存であります


と述べています。
 
もちろん、今回の人事で前田理事長が引退するわけではありませんが、いわゆる「あがり」となって、身体が元気なうちに若い世代を後継に指名し、その体制が固まり、安定するのを高い位置から見守る体制、それが今回の人事の一番の狙いではないかと思います。
 
創業者は独特の個性や強烈なキャラクターによって多くの生徒を引き付け、塾が大きくなるわけですが、その強烈な個性ゆえに後継者が育ちにくいという矛盾を抱えます。

生え抜きといっていい希学園卒塾生でかつ大学時代から教鞭を取っていた33歳の黒田耕平新学園長が前田理事長が元気なうちに、新しい希学園を確立できるか、注目ですね。
 
その希学園、 黒田新学園長の教育講演会が開催されます。
テーマ「中学受験に強い子を育てるために」
日時 : 6月22日(月)  10:00~11:30
実施教室 : 阪急グランドビル 26F 会議室 (阪急・地下鉄梅田駅 徒歩約5分)  
入場料 : 無料
申込方法 : お近くの教室までお電話でお申し込みください。(予約制)

興味がある方は新学園長の教育講演会にぜひ足をお運びください。


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