希学園、浜学園から盗っちゃった!?

希学園は、浜学園の2009年度の「合否判定学力テスト」や「灘中オープン模試」の理科の問題を、塾生向けの復習テストやNテストに盗用し、表題を付け替えただけでほぼそのまま使用していたと2010年3月25日にHP上で発表しました。

浜学園が3月に大阪地裁に著作権侵害の差し止めを請求、希学園がすぐに調査を行ったところ、盗用の事実が判明、希学園は浜学園に、「今後はこのような著作権に関する問題を二度と起こさぬよう、起業モラルとしての体質改善に全力で取り組んでまいる所存であります」と謝罪し、和解交渉を進めているということです。

希学園は再発防止作成倫理検討委員会を設けるなどして再発防止に励み、信頼回復に努めたいとしています。

この問題は、2010年04月10日、新聞各紙等が一斉に報じ、大きな話題となっており、その影響の大きさは希学園に大きなダメージを与えそうです。

希学園では、新たな展開をめざすとして、2009年6月16日をもって前田卓郎氏が学園長から理事長に、後任の学園長には教学部長だった黒田耕平氏が就任する新しい指導体制をひいており、新学園長の黒田氏にとっては就任1年目にして大きな難題にぶつかったといえそうです。

希学園では、「合格実績」は「塾の品質をはかるものさし」とし、「塾生」の定義をはっきりさせ、合格者だけでなく受験者の数も公表するなど、その姿勢は父兄から大きな評価を得てきました(ただし、首都圏の合格実績には合格者数のみで受験者数は記されていませんので宣言するならば首都圏にも同じように適用してほしいとは思いますが)。

テスト生だけをカウントしたり、模試を受験した生徒をカウントしたり、そうした生徒に受験後にしつこく電話して受験の合否を尋ねるなどはしてこなかったわけです。

そうした姿勢を維持してきた希学園だけに今回の「事件」は非常に残念に思います。合格実績だけではなく、教材やテストでもこうした姿勢を維持し、それが今回の事件をきっかけに正されることを願ってやみません。


PAGE TOP